英国とヴィンテージ雑貨あれこれ

お庭訪問 * THE YELLOW BOOK

イギリスには、個人宅の庭を一般に開放して、その入場料をチャリティに

寄付している組織NGS(ナショナル・ガーデン・スキーム)があります。

そのNGSが、出している一冊の本。

通称イエローブックといわれ、年間を通していつ・どこで・誰のどのような庭を

見ることが出来るかを網羅している黄色い本です。

毎年、春先に本屋さんをずらっと彩っています。


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はじまりは、80年以上前の1927年に看護師さんの援助をするための慈善活動として

個人の邸宅の庭を開放し、入場料を基金としたことだそうです。

現在は3.500もの個人宅に拡大していて、運営もボランティアが主体となって

いて、年間3億円以上(!!)を様々な慈善活動団体に寄付しています。

このオープンガーデンの一つに選出されることは、ガーデニング命の

イギリス人にとっては、一つのステイタスのようです。

元手をかけず(庭園のオーナー以外は)、皆が楽しめるとても素敵なチャリティで、

とてもイギリスらしい活動だなと思います。

3.500もの個人宅を毎年選出し、公開日を設定し、オーガナイズしている

恐るべき団体です。



私も以前、この黄色い本を片手に数軒のお宅を訪ねた事があります。

本には、open日、住所、オーナー名、庭の特徴がぎっしりと書かれていて

(個人情報はダダ漏れ・・・)、住所の近くまで来ると、たいてい⇒矢印や、

「GARDENS OPEN!」の看板が出されているのですぐ分かります。

見ず知らずのお宅に入るのも不思議な感覚でしたが、

迎える方はどれだけ大変だろうと思います。

入場料は、お宅によって違っていて、2~3£くらい。

そのお家のオーナーさんの、丹精込めたこだわりの庭は、各家庭でさまざまで

とても興味深いものでした。オーナーさんも、熱弁ふるって説明してくれたり。

イギリスでも、フレンチ風のモダンな庭もあったり。

お家によっては、ホームメイドの焼菓子・ケーキやお茶を

庭先やテラスで飲めるようになっていたりします。

ご主人がボタニカルアートが趣味で、植物画やポストカードを販売してる

お宅もありました。


これからの季節、イギリスのあちこちでいろんな庭が見ることができます。

お城や公園の大きな庭園もいいですが、また機会があれば、

かわいい庭のお宅を訪問してみたいです。


⇊こちらは、イエローブックでなないけど、フロントガーデンがとてもすてきだった
お宅2軒。パチリさせていただきました。
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                      ⇈植物の色合いや、高低差が計算されています。

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                           ⇈ゴージャスなつるバラ    

現在はHPで、オープンガーデンを検索できるようになっています。
NGS HP http://www.ngs.org.uk/
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by piskey | 2011-05-23 14:59 | 英国くらし

イギリスのふるいものかわいいもの 日々のこと
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